個人開発してきたものを振り返る
個人開発してリリースまでたどり着いたものたち。
ほぼ黒歴史のようなものばかりなので、ポートフォリオではなく自分の思い出置き場として。
OnTheTable(2017)
概要
Instagram もどきのユーザー投稿型写真共有サービス。
ユーザー登録、写真の投稿、いいね、通知、利用規約、プライバシーポリシー、ヘルプと割と作り込んだ。
動機
Web 系未経験だった頃に独学して、最後に成果物として作ったサービス。
当時ハマっていたテーブルフォトというジャンルの写真専用の Instagram 的なものを作ってみた。
技術構成
- Rails
- jQuery
- Bootstrap
- ConoHa(VPS, DB, オブジェクトストレージ)
- CentOS7
- Nginx
- Puma
- SendGrid
クラウド破産にビビりまくった結果、チャージ性の ConoHa をインフラとして選択した。
初心者が VPS を借りてサーバーを構築するのは大変だった。
その後
アカウントは何個か作られるものの、アクティブユーザーは自分と妻の二人だけ。
1 年程度運用したところでサーバー維持費が辛くなって close。ユーザー投稿型のサービスはもうやらないと誓った。
ただ、5 年経った今見返しても結構なボリュームで、よく未経験の領域でリリースまでたどり着いたなと思う。良い経験にはなったはず。
シロドランク(2018)
概要
スマホゲーム「城とドラゴン」のキャラの強さランキングを、実対戦結果から算出して表示するサイト。
動機
ネット上には主観的な情報ばかりだったので、実戦のキャラを引いた時の勝率からキャラの強さを算出したら面白いのではと考えた。
技術構成
- Rails
- Bootstrap
- Heroku
- CloudFlare
インフラには PaaS を使うことでサクッとデプロイした。
「SSL + 独自ドメイン」を Heroku だけでやるには料金が発生するが、CloudFlare と合わせることで無料で実現することができた。
その後
管理画面から手作業で全ての対戦結果を登録するのに無理があった。
さらに「バランス調整」なるものがあり、月に 1 度くらいの頻度でキャラの強さが変化する。これによってそれまで登録したデータも意味を持たなくなる。
作る前に気づくべきだった。
2 日で作って 1 ヶ月で close したので思い入れがあまりない。
自己紹介サイト(2019)
概要
当時のポートフォリオサイト。
動機
それまで Rails を使ったサービスばかりだったので、フロントエンドの技術を使って何かを作ってみたかった。
案件の終わりが近づいていたタイミングだったので、Vue.js を使ってポートフォリオサイトを作ってみることにした。
技術構成
- Vue.js(CLI, Router)
- Netlify
Netlify へのデプロイが簡単すぎて感動した。
その後
次の仕事を探す際に役立った。
実は何故かまだ生きている。
積極的に人に見せることも更新することも無いので、そのうち close する。
個人ブログ(2019)
概要
このブログの Version1。
動機
それまで WorkPress を使ってブログを運営していたが、「レンタルサーバーの維持費が辛い」「設定ばかりで作る楽しさがない」「カスタマイズしたいけど PHP へのモチベーションが無い」といった理由から自作することにした。
技術構成
- Nuxt.js v2
- Contentful
- Netlify
所謂 JAMStack。
仕事で触っていた Vue.js の延長として、Nuxt.js を使ってみることにした。
その後
なんだかんだで 3 年弱くらい使った。これまで作ってきたものの中で一番活用したかもしれない。
2022 年頭にリニューアル。
城ドラ研究室(2020)
概要
スマホゲーム「城とドラゴン」に関するサイト第二弾。
プレイヤーにとって便利なツール + 情報を提供する。
動機
似たようなツールは既にあったけど、「広告が多い」「遅い」などに不満を感じたため自分で作った。
技術構成
- Nuxt.js v2
- Vuetify
- Vercel
- Chart.js
- Puppteer
その後
まだ現役。
アクセスみる感じ需要はあるようだし、リピーターも数人ながらついているので価値提供もできていそうな雰囲気。
デザインや SEO 周りがかなり雑なので、もう少し作りこみたいけどいまひとつモチベーションが上がらない。
NONBIRISM(2021)
概要
妻のブログ。
動機
フロントエンドはずっと Vue ばかりだったので、React も触っておきたくなった。
妻にブログいらないかと尋ねてみたところ、割と乗り気な答えが返ってきたので作ってみることに。
技術構成
- Next.js
- TypeScript
- TailwindCSS
- microCMS
- Vercel
とりあえず触ってみたいものを詰め込んだ構成。
microCMS はプレビュー機能が簡単に作れるようになっていたり、ドキュメントが充実している点が良かった。UI も日本語なのでライターの負担も少ない。
その後
現役。
色々と雑な部分が多いが、作り込んだのに使われなくなる可能性も考えて様子見している。
もう少しコンテンツが増えてきたら改善を進めようと思う。
ビジネスセンスも無くデザインもダサいものばかり。
それでも作ることは楽しいので、これからも作り続ける気がしている。
そしてたまに作ったものをこうして並べて、それを眺めながら自身の成長を感じるのも悪くない。